こんばんは。 紅花です。 先日、質問箱に「今までに使った参考書を教えてください!」という質問が来ていたので、このブログ上でまとめることにしました。

国語

高校1,2年生の頃は、学校で配られた副教材で勉強していました。 高校3年の頃は、東進の東大特進コースで現代文、古文の授業を視聴していました。 1浪目は全く触れていませんでした。 2浪目は、古文、漢文については駿台の授業を受けていました。 しかし、秋以降は授業すら出なくなってしまいました。 現代文は、駿台の授業が肌に合わないと感じたので全く受けていません。 直前に過去問を数年分解きました。

数学

高校1,2年生の頃は、サクシードという教科書傍用問題集を使っていました。 青チャートは買いましたが、3日で飽きてほとんど解いていません。 高校3年生の頃は、一対一対応の演習をやりました。 この問題集でかなり力がついたと思います。 この後に過去問を5年分くらい解きました。 1浪目に、「東大数学で一点でも多くとる方法」という参考書を読みました。 実践力がつくので本当におすすめです。 直前期に解くと良いと思います。 2浪目は、駿台の授業と直前のテスト講習を受けたくらいです。 月刊大数を買ってはいましたが、解くのが面倒になってしまって直前に講義ページを眺めるくらいでした。

正直、2浪目の秋くらいから「数学はもう伸びしろがない」と思うようになっていました。 今更計算が速くなるわけでもなかったし、長い浪人生活で頭が固くなっていくのを感じていました。 受験の戦略としても、数学にリソースを多く割くのは違うなあと思い至ったのです。 理科1,2類であれば、5割くらいの得点率で合格できるプランを立てるのが現実的ではないでしょうか。

英語

単語帳はシス単派です。 でも、覚えられれば何でもいいと思います。

高校生の頃は、碌に勉強していません! ですので、本番も50点くらいしか取れませんでした。 1浪目は、スタディサプリの講座をやりました。 しかし、それ以外何もやらなかったので、やっぱり50点くらいしか取れませんでした。

2浪目は、駿台の授業を主軸に学習しました。 今まで、文法や構文の授業を体系的に受けてこなかったので、目から鱗で感動しました。 参考書は「ヘミングウェイで学ぶ英文法」や「東京大学教養英語読本」をやりました。 参考書、というか一般書な感じはありますが、どちらもオススメです。 教養英語読本は正直オーバーワークでした(し、明らかに自分の実力に見合っていませんでした)が、難しい文章に対する免疫がついたので良かったかなと思います。 ヘミングウェイで学ぶ英文法は超おすすめです。 東大英語の第5問対策になる貴重な書籍だと思います。

また、秋ごろまでオンライン英会話を一日一回受けていました。 リスニングとライティングの能力を向上させるため(のつもり)です。 リスニングの点数が20点台で安定するようになったので、効果は大きかったと思います。

結局、開示は60点台後半だったのですが、それでも前年より10点以上は伸びたので満足です。 しいて言えば、2浪目の初めにしっかりとボキャビルをしておくべきだったように思います。 高校生の頃に単語帳を読んだのが最後だったので、抜け漏れがかなり多かったかも、と反省しています。 また、駿台の授業だけでは読解量は足りないので(それはそう)、適宜演習をすべきですね。

物理

高校2年の頃に高校で物理基礎の授業を受けました。 センター同日模試の物理の点数が14点だったのは今でも忘れられません。 しかし、焦らなくても大丈夫です。

問題集は、高校生の頃はエッセンスとセミナーをやりました。 思えばこれが間違いだった。

1浪目は直前期に過去問を主体でやりました。 15年分やったし、6~7割くらい取れるようになったけど、本番は5割も取れませんでした。 その原因は、2018年以前と2019年以降では傾向がかなり変わったせいな気がしていて(要検証)、注意が必要です。

この反省から、2浪目は駿台の授業と合わせて「新物理入門」「坂間の物理」をやりました。 過去問演習は全くしませんでした。 過去問を解いたところで同じ問題は出ないし、「微積分を用いた答案」を堅実に作る練習を基礎からやった方がいい気がしたのです。 結局、本番では戦略上の問題で熱力学を白紙で出したので28点でしたが(でも、2020年の力学と電磁気のセットで合わせて28点って上出来じゃないですか?わたしはそうおもいます)。

化学

セミナーと重要問題集と過去問しかやりませんでした。 だから成績が伸びなかったです。 1浪目にスタディサプリ、2浪目に駿台で講義を受けたが、演習をしなければだめです。 東大化学は分量が異常に多いので、理解したうえで速く解く必要があります。 おそらく、化学の新演習でもやれば良かったのでしょうが、やるきが全く起きなかったので受験科目を地学に変えてしまいました。

倫理・政治経済

教科書を読んで過去問を10年分くらい解けば80点くらい取れると思う(適当)

地学と地理

過去記事を参照ください。

まとめ

理想としては、いろいろな書籍に手を出して理解を深めていきたいところなんですけれど。 入試までの時間は有限ですから、ある程度効率を追い求める必要があります。 とはいえ、一番受験の効率からかけ離れた存在であろう多浪経験者の記事が当てになるかどうかは分かりませんが(苦笑) この記事が、そんな参考書選びの一助になれば幸いです。